Google Earth

新しく入れたGoogle Earthが楽しくて,いろいろいじっていました.

先日のプラド美術館は KML + Google SketchUp + αで作られているようです.

Google Earthはリリースされて時間が経っていますので既にご存知の方も多いでしょうが,ちょっと説明.

KML(Keyhole Markup Language)とは,Google EarthやGoogleマップ上に地理的な情報(目印とか,地名とか)を配置するためのXMLボキャブラリのことです.2008年にはOpenGIS KML Encoding Standardとして,OGC(Open Geospatial Consortium)標準となっています.

また,Google SketchUpとは3Dモデリングシステムのことです.SketchUpには利用可能なデータ形式にKMLやKMZ(KMLを圧縮した形式)があり,写真からモデルを起こす機能もありますので,恐らく,プラドは写真をSketchUpで3Dに起こし,KML化してGoogle Earthに登録しているのでしょう.

+αと書いたのは,Earth上のプラド美術館モデルには,画像一覧が出てきたり,画像の詳細が閲覧できる部分があることを指しています.ここはどうやって作っているのかわかりませんが,スクリプト言語とKMLの画像指定(href,NetworkLink等),SketchUpの写真貼り込み機能あたりを組み合わせて作ってるんでしょうかね.

せっかくなので,プラドをブラウザに埋め込んでみました.表示するにはブラウザ用プラグインが必要です.

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